2021年12月29日(水)TOKYO DOME CITY HALLにて、26時のマスカレイドの5周年を記念した「26時のマスカレイド 5th Anniversary 年末スペシャルライブ」が開催された。なんと『プラチナムタイムズ』では、その裏側に1日密着!普段繰り広げられるきらびやかなライブの裏側には、どのような苦労があるのでしょうか?26時のマスカレイド(略称:ニジマス)のマネジメントを手掛けるスタッフたちの奮闘を追ってきました。 26時のマスカレイド 2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。 ライブ前日・当日はハードスケジュール!それでもライブを成功させるために… 09:30 マネジメントチーム 会場入り ▲朝から打ち合わせを行うマネージャー陣(左・山口チーフMg、中央・長谷川Mg、右・本間Mg) 密着当日、10:00に会場となる東京ドームシティ(TDC)に向かうと、そこには26時のマスカレイド(以下ニジマス)のマネジメントをメインで担当している長谷川Mgや本間Mgほか、ニジマスチームが既に打ち合わせを行っていました。 「前日は2:00まで事務所でステージの演出スタッフと、どういう演出にするか、映像をどうするかなどを僕が代表して詰めていたので、現場に入ったらまず、その内容を他のマネージャーにも共有していますね」(長谷川Mg) 2:00まで打ち合わせをして、当日の9:30に現場に入ったという長谷川Mg。ライブの前日・当日はやはりバタバタしていて、ハードなスケジュールになることも多いんだとか。また、ニジマスのマネジメントはチームで動いていて、メンバーのマネジメントはもちろん、ライブの演出やグッズの企画なども手掛けているので、細かく共有していく必要があるそう。 マネジメントチームが打ち合わせを行っている中、舞台演出のスタッフたちによって着々とステージができあがっていきます。 11:00 ニジマスメンバー 会場入り メンバーの入りは11:00。現場に入ったらヘアメイクをして、当日の流れを確認していきます。ヘアメイク中の写真は見せられないので、この日の楽屋をパシャリ! そうしているうちに、お弁当が届きました。 この日のお弁当は中華弁当。ライブに向けて、精力のつくお弁当ですね! 12:00~14:00 照明・音響チェック ステージができあがり、今度は照明や音響、舞台美術のチェック。「次、右の1番(ステージに書かれた番号)に行って〜」と演出担当がマイクを使いながら、細かく指示を出していきます。 その様子を横で見守る長谷川Mgと本間Mg。リハーサル前に、メンバーの立ち位置や照明のあたり方、演出の仕方などを流れに沿って確認していきます。 14:00 グッズ販売 同じころ、14:00からのグッズ販売に向けて、ブースを作っていくスタッフ陣。この日の目玉はTDCで初めて販売されるメンバープリントが施された法被(はっぴ)。 グッズもニジマスマネジメントチームが企画からデザイン、そして販売まですべて内製で行っているそう。チームで一気通貫してグッズを作っているため、メンバーやファンからの“愛”をそのままグッズにも込められるんだとか。 14:00からの販売にも関わらず、1時間以上も前から沢山のファンが並んでいました。 そして14:00販売開始!やはり皆さん、新しく発売された法被を購入し、ライブに備えていました。 14:30 メンバーリハーサル 14:30からはメンバーがステージに上がり、リハーサルをしていきます。メンバーやスタッフ陣は、全体を通して曲の流れとステージでの動きをチェック。配信に向けたライブ映像のカットや音量調整、ステージ上の演出なども合わせて確認していきます。 長谷川Mgも音響・照明の卓に入り、音響スタッフの横でリハーサルを見守ります。「演出に関しては事前に綿密に打ち合わせをしているので、リハーサルはあくまで最終確認ですね。ただ、今日みたいに花道があったり、ステージが2段になっている場合は、当日設営してみないとわからない部分があるので、そこを重点的に確認していきます」(長谷川Mg)ライブ全体を見つつ、各セクションに細かい指示をしていく長谷川Mg。マネージャーの仕事が多岐に渡ることが伝わってきます。 ステージ前を行き来してカットを確認する映像スタッフや…… マイクを使い、音響や照明の確認をする舞台演出の方…… メンバーの動きを見守るニジマスMg陣…… そして、1つ1つ流れを確認していくメンバーたち。様々なプロが集まり、一つのライブを成功させようと、力を合わせていきます。 16:30~18:00 一旦休憩と思いきや… リハーサル、グッズ販売を終え、バックヤードに戻ってきたマネージャーチーム。お弁当を手に、やっと休憩に入ります。 っと思いきや、話しているのは、グッズの売れ行きや、関係者席の調整などなど……。開演を前にトラブルが起きないか、段取りが順調に進んでいるかの最終確認をしています。ライブが終わるまでは例え食事中でも気を抜けないのです。「アイドルの現場って派手に見えますけど、裏側は地味な作業ばかりですよね。そんな裏側に密着するなんてこれを見たファンの方の夢が壊れませんか……?大丈夫ですかね?」(本間Mg)マネージャーから、密着レポへの心配の声も漏れはじめていましたが、一致団結して頑張っているスタッフの姿をこの記事では最後までレポートさせていただきます! 18:00 ついにライブ本番スタート! 衣装に着替え、ついにステージへと上がっていくメンバーたち。ライブ前に緊張している、と思いきや、笑顔で写真に応じてくれました。 ライブはファンの方とニジマスメンバーの圧倒的な熱量で、大盛り上がり!しかし、その間もスタッフは、ステージ横やグッズブースなど、気を抜くことなく、慌ただしく歩き回ります。 そして、ライブは終演。大きなトラブルもなく、無事に終えることができました。 バックヤードへと戻り、安堵の表情が溢れるメンバーたち。「無事終わってよかったね〜」「あそこがすごかったね〜」と笑いながら語り合っていました。 20:30 関係者への挨拶 ▲山口Mgの挨拶中にこっそりピースをする「森みはる」 本番が終わっても、最後まで気を抜けないのがニジマスのライブ。この日に来ていただいた関係者への挨拶が残っています。山口チーフMgが挨拶をすると、メンバーが関係者一人ひとりに「ありがとうございました!」と丁寧にご挨拶をしていました。 21:00 全行程終了 これをもって全行程が無事終了!「いやー無事終わってよかったです!いつも何かしらトラブルが発生するんですが、今日は大きなトラブルがなく終わることができました。明日も担当しているSILENT SIRENのライブがあるので、少し準備して、寝たいと思います」(長谷川Mg) なんと、明日もマネジメントのチームメンバーはライブがあるのだとか……。どこまでも忙しいマネジメントチームですが、ニジマスへの愛をこう語ります。「好きじゃないとできない仕事ですね。でも、ニジマスの頑張りを見て、僕たちもまた頑張ろうと思えますし、きっとファンの方も同じ気持ちなんだと思います。これからも愛を持って、いいライブを作っていけるように頑張りたいと思います!」(長谷川Mg) マネジメントスタッフの方々、ありがとうございました! 今回レポートを行った「26時のマスカレイド 5th Anniversary 年末スペシャルライブ」の模様は、uP!!!にて配信中!チケット購入者特典として、抽選5名様にメンバー全員のサイン入りグッズをプレゼントも…! ぜひ、下記URLから配信をご覧ください。 ▼配信リンク https://up.auone.jp/articles/id/86130 《ライブ中・裏側オフショットギャラリー》 【取材・撮影】高山諒(プラチナムタイムズ編集部)
幸せな人生を過ごし安心した老後を迎えるためには何をすべきか楽しみながら学べる、テレビ東京 水ドラ25【JKからやり直すシルバープラン】(毎週水曜 深夜1時放送)が、2021年11月10日(水)に放送スタートしました。 今回“鈴木ゆうか”が二ノ宮小百合役として、そして“小宮璃央”が同級生・尾上慎二役としてW主演に抜擢! 『バブル期に権力と富の絶頂を極めた傲慢なお嬢様・二ノ宮小百合(鈴木ゆうか)は、いつしか孤独な中年ホームレスに。ある日、『シルバープランのススメ』という本と出会い「人生に大切なことは3つだけある」と知った小百合は、その直後、高校時代に"タイムリープ"!そこで同級生の尾上慎二(小宮璃央)と出会います。ハチャメチャにやりすぎた前の高校時代を反省し、“シルバープラン”に則って高校生活をやり直していく…』というあらすじの本作。 今回は二ノ宮小百合役として、お嬢様やホームレス、そして高校生と様々なシチュエーションを演じた鈴木ゆうかに取材を敢行。 ドラマ撮影に密着した写真を交えながら、ドラマの見どころや現場での裏話を聞いていきます! 私が演じた小百合は、とにかくパワフルでいつも元気をもらえる存在 撮影現場に密着した写真をお届け。二宮小百合役として、バブル期のお嬢様や高校生など、様々なシチュエーションを演じた“鈴木ゆうか” ──先日11月10日(水)にドラマがスタートしましたね。本作の主演が決まったとき、どんなお気持ちだったのでしょうか? はじめてお話を聞いたときは、すごいびっくりしたんですけど、とにかく嬉しかったです!撮影が近づくにつれて「私が本当に主演で大丈夫かな」という不安もあったんですけど、撮影に入ってみると、とても穏やかな現場で楽しんで撮影に臨めました。 ──今回、鈴木ゆうかさんが演じる二ノ宮小百合はどんな役柄なんでしょうか? バブル期に富を極めたお嬢様が、ホームレスになったり、高校生になって現代にタイムリープしてきたりするストーリーなんですが、(二ノ宮)小百合はいろんな境遇もあるし、47歳っていう設定なのに、とてもパワフルな女性なんですよね。近くにいるといつも元気をもらえるような存在で、私自身も役を演じていく中でとても好きになれましたし、近づいていけたのかなって思います! 撮影の合間に食べたお弁当では『オーベルジーヌのカレー』が好きだったそう ──今、鈴木ゆうかさんは25歳ですよね。47歳を演じるのは大変ではなかったですか? そうですね。47歳っておばあちゃんではないですし、魅せ方は難しかったですね。なるべくそう見えるように監督さんやプロデューサーさんとの話合いをたくさんしました。あとはお父さんやお母さんを思い出して、研究したり(笑)。 基本は高校生の17歳を演じているんですけど、説教するときやちょっとした動作に47歳の要素を出すことで工夫していましたね。 役を通じて、自然と自分自身の人生について考えさせられた ──ドラマを通じて、自分が成長したと思える部分はありましたか? 成長って言えるのかはわからないですが、単純に「私セリフ覚えられるんだ」って思いましたね(笑)。だって、すごい量だったんですよ。説明セリフも難しい言葉が多くて、でも、自分が理解しないとなかなか出てこないので、聞いたことない言葉やはじめて知ることは調べて、台本にメモしていました。そこは主演ならではの大変さだなと思いましたし、役を通じて、私も成長できたなと思いました。 ところどころに付箋が貼ってある鈴木ゆうかの台本 ──W主演ということで、同じプラチナムプロダクションに所属している小宮璃央さんも主演を演じています。小宮さんの印象はいかがでしたか? 小宮くんとは以前もお会いしたことはあったんですけど、改めて「子犬みたい」って思いました(笑)。年下で、人懐っこいんですよね。でも、ちゃんとスイッチが切り替えられる方で、取材とかも一緒に受けたんですけど、19歳とは思えないぐらいしっかりしてましたね。 W主演として、尾上慎二役を演じた “小宮璃央” ──小宮さんの他にも、石川翔鈴さんや西岡星汰さんなど、プラチナムプロダクション所属のタレントが多く出演されています。みなさんとお話する機会も多かったのではないでしょうか? そうですね、かなりアットホームな現場で、皆さん仲良くしてくれましたね。中でも、メインのキャストさんが大集合する日があって。シルバープランまではいかないですが、未来の話だったり、「どう生きていくか」みたいな真面目な話もしたり(笑)。人生について考えさせられるドラマなので、みなさんと自然とそういうお話ができて、勉強になりましたね。 黒田久美子を演じた “石川翔鈴” メイクルームにて あの大物俳優から届いたある粉とは……? ──撮影の裏で、「こんなことがあった!」というエピソードはありますか? えーなんですかね(笑)。でもラムネ食べると頭が働くっていうじゃないですか、だから一日何袋ぐらい食べるんだってくらい食べて、頑張ってセリフを覚えてました。あと、撮影中はとても忙しくて寝る時間も短かったので、モデルとは思えない服装をしていたり……(笑)。あ、あと、そうだ!川﨑麻世さんとお話しました!! ──川﨑麻世さん! 事務所の大先輩ですね! 今回、小百合の父の二ノ宮俊一郎役を川﨑麻世さんが演じているんですが、撮影の合間にお話させていただいたら、本当にお父さんみたいに優しくしてくれて。で、麻世さんと好きな食べものの話をしているときに「たこ焼きが好きです」って言ったら、おすすめのたこ焼きの粉を送ってくれたんですよ!(笑) 撮影が終わってから家族で食べたんですが、それが本当に美味しかったんですよね。お母さんも「美味しすぎて、もうこれ以外食べられないね」って言うぐらい!あれは本当に嬉しかったです。 ──麻世さん、流石のエピソードです! あとは撮影期間中、私の誕生日があったんですが、祷キララちゃんがお手紙くれて、それもすごく覚えてます!今年はドラマの現場で、すごく忙しくしていたので、あまり誕生日を感じられなかったんですが、その中でお祝いしてくれたのがとても嬉しかったです。今年は仕事を頑張る25歳の誕生日でしたが、来年は愛犬のペロ(@pelogrammm)とゆっくりしたいですね(笑)。 愛犬・ペロと共にインタビューを受ける "鈴木ゆうか" ──ドラマの現場で長丁場の撮影となると、なかなか愛犬のペロちゃんに会えない時期も続いたのではないでしょうか? そうなんです!だから、お母さんに毎日写真とか動画を送ってもらっていました。あと、会えない日々が続いたので、アマゾンでおもちゃとか買って送ってました(笑)。途中でペロに会いたくて帰りたくはなっちゃったんですけど、「会えるまで頑張ろう」って励みになりましたね。 ──最後にドラマの見どころを教えてください。 『JKからやり直すシルバープラン』は新しい学園モノというところで、現役の高校生も、大人の方も幅広く楽しめる作品だと思います! 今、大変なご時世だからこそ、将来のことを考える機会が多いと思うので、そんなときにぜひ観ていただきたいです。 鈴木 ゆうか(すずき ゆうか) 1996年10月1日生まれ、東京都出身ファッション誌『non-no』専属モデル。ABEMA『オオカミちゃんには騙されない』では、恋をしているフリをしているというオオカミを演じ、一躍ティーンの話題の中心となった。また最近では1st写真集『ゆうペース』(玄光社)を発売するなど、女優・モデルとして多方面で活躍している。 《撮影現場 オフショットギャラリー》 連日の撮影でも笑顔を絶やさなかった石川翔鈴メイクの仕上げも入念に行う石川翔鈴昼食中、談笑する小宮璃央と西岡星汰撮影本番はリラックスモードから一転、現場に緊張感が生まれるお弁当を食べる西岡星汰万全の感染症対策で撮影は行われたカット割りやセリフ等を入念に確認するスタッフ陣インタビュー中、大人しく横で話を聞いていた愛犬・ペロ 【取材・撮影】高山諒(プラチナムタイムズ編集部)
グラビアでは『ヤングマガジン』の表紙を飾り、女優としては現在『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』のヒロインを演じる、豊田ルナをインタビュー。女優・タレントとして活躍する一方、子役から大人になっていくことへの悩みや不安、共に支えてきたマネージャーだけが知る裏話など、等身大の豊田ルナに迫っていきます。 豊田 ルナ(とよだ るな)
グラビア活動を中心に、雑誌『サイゾー』、『FRIDAY』『ヤングチャンピオン』などの表紙を飾ってきた都丸紗也華。グラビアだけでなく、バラエティや舞台でも引っ張りだこな彼女ですが、実は大のサウナ好きとしても知れられています。その勢いは趣味の域を通り越し、もはや“サウナホリック”とも。今回はそんな彼女に思う存分サウナについて語ってもらう企画を敢行。サウナに入ったきっかけから、おすすめのサウナや熱波師まで、止まらないサウナ愛が炸裂します! 都丸 紗也華(とまる さやか) 1996年9月26日生まれ、群馬県出身。 ミスID2015を受賞、その後はグラビアを中心に多方面で活動中。 20年には3rd写真集「MeeTomaru」(光文社)を発売し、現在は「所さんの目がテン!」(日本テレビ系) 準レギュラーを務める。 はじめて入った水風呂は「すべてのストレスが開放される感じ」だった ──都丸さんはご自身のSNSでサウナに行った様子を頻繁にあげていますよね。今日は思う存分サウナ愛を語っていただければと思います!まず、都丸さんがサウナにハマったきっかけはなんだったのでしょうか? 都丸紗也華(以下、都丸):きっかけは、去年の夏に出演した舞台『サウナ―マン ザ・ステージ』ですね。サウナの中でおじさんたちが語り合うというストーリーなんですけど、私が熱波師役で出させてもらって。でも、そのときってそもそもあまりサウナに行ったことがないし、熱波師というのも知らなかったんですよね。 ──確かにサウナに馴染みがないとなかなか知られない存在なのかもしれませんね。 都丸:そうなんです。で、そんな不安を抱いていたら、一緒の舞台に出ていた“インパルス”の堤下さんが「いい熱波師がいるからサウナに行こう」って言ってくれて、そのお友だちのサウナーたちと一緒に初めて本格的なサウナに行ったんです。『天然温泉 平和島』というところに連れて行ってもらったんですけど、そこは岩盤浴用のウェアで、男女が一緒にサウナに入れるんです。 ──じゃあサウナ上級者の方が1から教えてくれたんですね。 都丸:はい!サウナって入り方いろいろあるじゃないですか。その基本を優しく教えてくれて、しかも目の前で熱波師の方がロウリュをしてくれて!そこで自分が演じる役柄を初めてみたんですよね。 今回は実際に都丸がサウナに入る様子もお届けしちゃいます! ──なるほど!でもサウナ初心者が、いきなりあの熱風を浴びるのってツラくなかったですか? 都丸:井上(勝正)さんっていう熱波師のレジェンドの方がやってくれたんですけど、もう熱すぎて(笑)。「早く水風呂に入らせて!」って思いながら、熱風を感じてました。今思えば、最初のサウナでそんな贅沢な体験はないですよね。──水風呂もはじめから入れたんですか?結構怖いっていう人多い気がしていて。都丸:そうですよね。でも私の場合、とにかく熱くて、それを冷ましたい一心だったので、「怖い」とか考える暇がなかったです(笑)。しかもその状態で入った水風呂が気持ち良すぎて。なんていうんですかね、ストレスから開放される感じというか、「みんなこのためにサウナに入るんだ」っていうのがわかりました。初回からサウナの気持ち良さがわかるってなかなかないと思うんですが、堤下さんをはじめ、本当に周りのサウナーの方に恵まれた気がします。 ──いいサウナ入門だったんですね!そこからはどうやってサウナを開拓したり、深めていったのでしょうか? 都丸:最初の数ヶ月は堤下さんとサウナーの方々に「ここがいいよ」と色々教えてもらって、ときには連れてってもらって、とにかく毎日のように行ってましたね。 「テントサウナって熱い!でも気持ちいい」 ──毎日ですか!それはすごい頻度! 都丸:今では週1~2回にするようにセーブしているんですが、当時はバカみたいに行ってましたね(笑)。 ──急激にサウナにハマっていった都丸さんをみて、周りからの反応はいかがでしたか? 都丸:引かれないかなと思ったんですが、ポジティブな反応が多かったんですよね。今サウナがブームになっていて、私の周りの友だちの女の子もなんとなく気になってるって子が多くて。むしろ「私も連れてって」って子が何人もいて、今ではサウナ仲間になっているぐらいです(笑)。 ──一緒にサウナ沼に入ってったわけですね(笑)。 都丸:そうですね。SNSでも「サウナに行ってきました」と投稿すると、リアクションをいただいたり、「どこのサウナがおすすめ?」とか質問が来るようになりましたね! 「風くれぇー!」という気持ちになる、おすすめのサウナと熱波師 ──なるほど。都丸さんおすすめのサウナ、ぜひ聞かせていただきたいです! 都丸:数え切れないぐらいあるんですけど、まずおすすめしたいのは横浜にある『スカイスパYOKOHAMA』ですね!施設がきれいですし、いい熱波師の方が多いので、ぜひアウフグースをしてほしいです。 ──熱波師さんのおすすめまで……!ありがとうございます。 都丸:あと、池袋の『かるまる』はサウナも種類があって楽しいですし、なにより頭まで入れる水風呂があって、本当に気持ち良いんです!!普段は男性専用ですけど、レディースデーがあるので、女性の方はぜひその日に行ってみてほしいです。そうそう、レディースデーで思い出したんですけど、錦糸町の『ニューウィング』もミニプールがあって、頭まで入れるんですよね。あとは…… 時間が経つにつれ、汗が止まらなくなってきた都丸 ──全然止まらないじゃないですか! 都丸:ちょっとラスト、これだけすいません! これはサウナじゃなくて、私の推しのアウフギーサーなんですけど、五塔熱子さんという方がいて。 ──すごい名前ですね! 都丸:女性の熱波師さんなんですけど、女性らしいしなやかな動きなのに、力強い熱を送ってくれるんですよ。風を送るフォームを見てても楽しいですし、「風くれぇー!」って気持ちになります。 ──早く風がほしくなるぐらい、気持ちいいんですね。 都丸:そうなんです!特に五塔さんの場合は、ロウリュのアロマがすごくて!! ミントパンチっていうアロマで、名前の通りすごくミントの香りが強いんです。それが強烈すぎて、熱いのかどうか分からなくなるくらいスースーします(笑)。めちゃめちゃ熱いのに、耐えられちゃうみたいな、不思議な体験ができるはずです! 最初の出会いは『天然温泉平和島』だったかなあ、とにかく衝撃でした。 サウナストーンにアロマ水をかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」 ──熱波師の方にもそれぞれ違いがあるんですね。 都丸:そうですね!みなさんタオルの振り方が違いますし、エンターテイナーみたいな感じで、楽しみながら熱波が受けられるんですよね。普段のサウナだと、じっとしながら汗をかくのを待つんですが、ブワッって汗が出てきますからね。本当にすごい仕事だと思います。 ──いろんな熱波師の方をみて、舞台の役柄にもそれは出てきたんですか? 都丸:そうですね、実際の演技にどこまで反映されたかはわからないんですが、熱波師さんの大変さが身にしみてわかったというか。熱波師さんが振ってるタオルあるじゃないですか。あれって普通のタオルよりも重いんですよ。 ──ええ!そうなんですか? 都丸:なかなか知らないですよね!なので、思ったように仰げないし、風も届かなくて……。あの重いのを何回も振れるっていうのは相当な訓練が必要だなと思いましたね。 ──熱波師の知られざる苦労を体感したんですね。では今後都丸さんが行ってみたいサウナはありますか? 都丸:そうですね。コロナ禍で地方になかなか行けてなくて、もし行けるのであれば、熊本の『湯らっくす』に一度は行ってみたいですね。ほかにもたくさんあるんですが、また止まらなくなっちゃうので……(笑)。 「目だけ出してサウナに入る」「一度シャワーを浴びる」都丸流サウナルーティーン ──ありがとうございます!ちなみに都丸さんのサウナのルーティーンってどんな感じなんでしょうか? 都丸:サウナや水の温度にもよるんですけど、私はだいたい10〜12分ぐらいサウナに入って、一回軽くシャワーをしてから水風呂に1~2分入ります。18~20度ぐらいで少し温度が高い水風呂だったら、5分ぐらいは入ってるかも……! で、そのあとしっかり5~10分ぐらい休憩をして、もう一度サウナに入るという流れです。これを3回繰り替えしますね。──サウナと水風呂の間でシャワーを挟むのは珍しいですね。 都丸:そうなんですか!水風呂が冷たいところだと、急に冷えちゃう感じがして、一回シャワーを挟むことが多いかもしれないです。 ──水風呂に5分入るときがあるっていうのも、都丸さん流ですよね! 都丸:そうかもしれないです。温度が高いとき限定なんですけど、上がって、休憩しているときに「もうちょっと、入ってればよかった」って後悔することがあるので、普通の人よりも少し多めに冷やしちゃうかもしれないです(笑)。 ──あとはサウナへのこだわりはありますか? 都丸:サウナに入ると温度で髪が傷んだりするので、タオルをぐるっと巻いて目だけ出すのは私以外あんまり見ないかもしれません(笑)。 ──口も隠すと息苦しくないですか? 都丸:それが不思議と苦しくないんですよね。むしろタオルあった方が息がしやすいかもと最近思ってます。 タオルで目だけを出す“都丸流”タオルの巻き方 「大丈夫!サウナって意外と怖くないから安心して沼にハマってほしい」 ──なるほど。ありがとうございます。これまでいろいろサウナについて語っていただきましたが、都丸さんが思うサウナの魅力ってどんなところにあるんでしょうか? 都丸:やっぱりストレス発散ですよね。汗をかくのって最高なんだっていつも思いますね。コロナ禍で、サウナに思うように行けない時期があって、そのとき気づいたら体も疲れてて、精神的にもなんかストレスが溜まってるなと感じて。「なんでだろう」と思ったら、「サウナに行ってないからだ!」と思って、やっぱりサウナがいいストレス発散とリラックスになっていたんだなと実感しましたね。 ──さきほどもお話にでましたが、今サウナがブームになっていますが、そのことについてはどう思いますか? 都丸:私も昨年からサウナにハマった身なので、こうしてサウナが盛り上がっているのは嬉しいですね。なかなか経営が上手くいかず、昔ながらの銭湯が閉業してしまうといったことも耳にするので、いろんな人がいっぱい行ってくれればいいなと思っています。良い施設が増えてくれたら嬉しいですし、小さなところもどうか潰れないでほしいと願っています。 ──最後に、サウナに行きたくてもなかなか勇気が出ないという方に向けて、サウナ沼に引きずりこむ一言をお願いします! 都丸:「サウナはまじで気持ちいい!!すごいですよ!」って言いたいです! 私も舞台が始まるまでは「サウナってちょっとおじさんっぽいかも」と思っていたんですけど、全然そんなことなくて、おしゃれなところも多いですし、私みたいな女性のサウナーも増えてきているので、一度足を運んでみてほしいです! あと、最初は水風呂に対して「心臓がドキドキして怖そう」と思う方も多いと思うんですが、ちょっとぬるめの水風呂がある場所もあるので、そこからトライしてもらって、ぜひ沼にハマってほしいなと思います。サウナは怖くないですよ! ──ありがとうございました! 衣装提供:MIZUNO(@mizunojp) 【取材・撮影】高山 諒(プラチナムタイムズ編集部)
2021年12月29日(水)TOKYO DOME CITY HALLにて、26時のマスカレイドの5周年を記念した「26時のマスカレイド 5th Anniversary 年末スペシャルライブ」が開催された。なんと『プラチナムタイムズ』では、その裏側に1日密着!普段繰り広げられるきらびやかなライブの裏側には、どのような苦労があるのでしょうか?26時のマスカレイド(略称:ニジマス)のマネジメントを手掛けるスタッフたちの奮闘を追ってきました。 26時のマスカレイド 2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。 ライブ前日・当日はハードスケジュール!それでもライブを成功させるために… 09:30 マネジメントチーム 会場入り ▲朝から打ち合わせを行うマネージャー陣(左・山口チーフMg、中央・長谷川Mg、右・本間Mg) 密着当日、10:00に会場となる東京ドームシティ(TDC)に向かうと、そこには26時のマスカレイド(以下ニジマス)のマネジメントをメインで担当している長谷川Mgや本間Mgほか、ニジマスチームが既に打ち合わせを行っていました。 「前日は2:00まで事務所でステージの演出スタッフと、どういう演出にするか、映像をどうするかなどを僕が代表して詰めていたので、現場に入ったらまず、その内容を他のマネージャーにも共有していますね」(長谷川Mg) 2:00まで打ち合わせをして、当日の9:30に現場に入ったという長谷川Mg。ライブの前日・当日はやはりバタバタしていて、ハードなスケジュールになることも多いんだとか。また、ニジマスのマネジメントはチームで動いていて、メンバーのマネジメントはもちろん、ライブの演出やグッズの企画なども手掛けているので、細かく共有していく必要があるそう。 マネジメントチームが打ち合わせを行っている中、舞台演出のスタッフたちによって着々とステージができあがっていきます。 11:00 ニジマスメンバー 会場入り メンバーの入りは11:00。現場に入ったらヘアメイクをして、当日の流れを確認していきます。ヘアメイク中の写真は見せられないので、この日の楽屋をパシャリ! そうしているうちに、お弁当が届きました。 この日のお弁当は中華弁当。ライブに向けて、精力のつくお弁当ですね! 12:00~14:00 照明・音響チェック ステージができあがり、今度は照明や音響、舞台美術のチェック。「次、右の1番(ステージに書かれた番号)に行って〜」と演出担当がマイクを使いながら、細かく指示を出していきます。 その様子を横で見守る長谷川Mgと本間Mg。リハーサル前に、メンバーの立ち位置や照明のあたり方、演出の仕方などを流れに沿って確認していきます。 14:00 グッズ販売 同じころ、14:00からのグッズ販売に向けて、ブースを作っていくスタッフ陣。この日の目玉はTDCで初めて販売されるメンバープリントが施された法被(はっぴ)。 グッズもニジマスマネジメントチームが企画からデザイン、そして販売まですべて内製で行っているそう。チームで一気通貫してグッズを作っているため、メンバーやファンからの“愛”をそのままグッズにも込められるんだとか。 14:00からの販売にも関わらず、1時間以上も前から沢山のファンが並んでいました。 そして14:00販売開始!やはり皆さん、新しく発売された法被を購入し、ライブに備えていました。 14:30 メンバーリハーサル 14:30からはメンバーがステージに上がり、リハーサルをしていきます。メンバーやスタッフ陣は、全体を通して曲の流れとステージでの動きをチェック。配信に向けたライブ映像のカットや音量調整、ステージ上の演出なども合わせて確認していきます。 長谷川Mgも音響・照明の卓に入り、音響スタッフの横でリハーサルを見守ります。「演出に関しては事前に綿密に打ち合わせをしているので、リハーサルはあくまで最終確認ですね。ただ、今日みたいに花道があったり、ステージが2段になっている場合は、当日設営してみないとわからない部分があるので、そこを重点的に確認していきます」(長谷川Mg)ライブ全体を見つつ、各セクションに細かい指示をしていく長谷川Mg。マネージャーの仕事が多岐に渡ることが伝わってきます。 ステージ前を行き来してカットを確認する映像スタッフや…… マイクを使い、音響や照明の確認をする舞台演出の方…… メンバーの動きを見守るニジマスMg陣…… そして、1つ1つ流れを確認していくメンバーたち。様々なプロが集まり、一つのライブを成功させようと、力を合わせていきます。 16:30~18:00 一旦休憩と思いきや… リハーサル、グッズ販売を終え、バックヤードに戻ってきたマネージャーチーム。お弁当を手に、やっと休憩に入ります。 っと思いきや、話しているのは、グッズの売れ行きや、関係者席の調整などなど……。開演を前にトラブルが起きないか、段取りが順調に進んでいるかの最終確認をしています。ライブが終わるまでは例え食事中でも気を抜けないのです。「アイドルの現場って派手に見えますけど、裏側は地味な作業ばかりですよね。そんな裏側に密着するなんてこれを見たファンの方の夢が壊れませんか……?大丈夫ですかね?」(本間Mg)マネージャーから、密着レポへの心配の声も漏れはじめていましたが、一致団結して頑張っているスタッフの姿をこの記事では最後までレポートさせていただきます! 18:00 ついにライブ本番スタート! 衣装に着替え、ついにステージへと上がっていくメンバーたち。ライブ前に緊張している、と思いきや、笑顔で写真に応じてくれました。 ライブはファンの方とニジマスメンバーの圧倒的な熱量で、大盛り上がり!しかし、その間もスタッフは、ステージ横やグッズブースなど、気を抜くことなく、慌ただしく歩き回ります。 そして、ライブは終演。大きなトラブルもなく、無事に終えることができました。 バックヤードへと戻り、安堵の表情が溢れるメンバーたち。「無事終わってよかったね〜」「あそこがすごかったね〜」と笑いながら語り合っていました。 20:30 関係者への挨拶 ▲山口Mgの挨拶中にこっそりピースをする「森みはる」 本番が終わっても、最後まで気を抜けないのがニジマスのライブ。この日に来ていただいた関係者への挨拶が残っています。山口チーフMgが挨拶をすると、メンバーが関係者一人ひとりに「ありがとうございました!」と丁寧にご挨拶をしていました。 21:00 全行程終了 これをもって全行程が無事終了!「いやー無事終わってよかったです!いつも何かしらトラブルが発生するんですが、今日は大きなトラブルがなく終わることができました。明日も担当しているSILENT SIRENのライブがあるので、少し準備して、寝たいと思います」(長谷川Mg) なんと、明日もマネジメントのチームメンバーはライブがあるのだとか……。どこまでも忙しいマネジメントチームですが、ニジマスへの愛をこう語ります。「好きじゃないとできない仕事ですね。でも、ニジマスの頑張りを見て、僕たちもまた頑張ろうと思えますし、きっとファンの方も同じ気持ちなんだと思います。これからも愛を持って、いいライブを作っていけるように頑張りたいと思います!」(長谷川Mg) マネジメントスタッフの方々、ありがとうございました! 今回レポートを行った「26時のマスカレイド 5th Anniversary 年末スペシャルライブ」の模様は、uP!!!にて配信中!チケット購入者特典として、抽選5名様にメンバー全員のサイン入りグッズをプレゼントも…! ぜひ、下記URLから配信をご覧ください。 ▼配信リンク https://up.auone.jp/articles/id/86130 《ライブ中・裏側オフショットギャラリー》 【取材・撮影】高山諒(プラチナムタイムズ編集部)
幸せな人生を過ごし安心した老後を迎えるためには何をすべきか楽しみながら学べる、テレビ東京 水ドラ25【JKからやり直すシルバープラン】(毎週水曜 深夜1時放送)が、2021年11月10日(水)に放送スタートしました。 今回“鈴木ゆうか”が二ノ宮小百合役として、そして“小宮璃央”が同級生・尾上慎二役としてW主演に抜擢! 『バブル期に権力と富の絶頂を極めた傲慢なお嬢様・二ノ宮小百合(鈴木ゆうか)は、いつしか孤独な中年ホームレスに。ある日、『シルバープランのススメ』という本と出会い「人生に大切なことは3つだけある」と知った小百合は、その直後、高校時代に"タイムリープ"!そこで同級生の尾上慎二(小宮璃央)と出会います。ハチャメチャにやりすぎた前の高校時代を反省し、“シルバープラン”に則って高校生活をやり直していく…』というあらすじの本作。 今回は二ノ宮小百合役として、お嬢様やホームレス、そして高校生と様々なシチュエーションを演じた鈴木ゆうかに取材を敢行。 ドラマ撮影に密着した写真を交えながら、ドラマの見どころや現場での裏話を聞いていきます! 私が演じた小百合は、とにかくパワフルでいつも元気をもらえる存在 撮影現場に密着した写真をお届け。二宮小百合役として、バブル期のお嬢様や高校生など、様々なシチュエーションを演じた“鈴木ゆうか” ──先日11月10日(水)にドラマがスタートしましたね。本作の主演が決まったとき、どんなお気持ちだったのでしょうか? はじめてお話を聞いたときは、すごいびっくりしたんですけど、とにかく嬉しかったです!撮影が近づくにつれて「私が本当に主演で大丈夫かな」という不安もあったんですけど、撮影に入ってみると、とても穏やかな現場で楽しんで撮影に臨めました。 ──今回、鈴木ゆうかさんが演じる二ノ宮小百合はどんな役柄なんでしょうか? バブル期に富を極めたお嬢様が、ホームレスになったり、高校生になって現代にタイムリープしてきたりするストーリーなんですが、(二ノ宮)小百合はいろんな境遇もあるし、47歳っていう設定なのに、とてもパワフルな女性なんですよね。近くにいるといつも元気をもらえるような存在で、私自身も役を演じていく中でとても好きになれましたし、近づいていけたのかなって思います! 撮影の合間に食べたお弁当では『オーベルジーヌのカレー』が好きだったそう ──今、鈴木ゆうかさんは25歳ですよね。47歳を演じるのは大変ではなかったですか? そうですね。47歳っておばあちゃんではないですし、魅せ方は難しかったですね。なるべくそう見えるように監督さんやプロデューサーさんとの話合いをたくさんしました。あとはお父さんやお母さんを思い出して、研究したり(笑)。 基本は高校生の17歳を演じているんですけど、説教するときやちょっとした動作に47歳の要素を出すことで工夫していましたね。 役を通じて、自然と自分自身の人生について考えさせられた ──ドラマを通じて、自分が成長したと思える部分はありましたか? 成長って言えるのかはわからないですが、単純に「私セリフ覚えられるんだ」って思いましたね(笑)。だって、すごい量だったんですよ。説明セリフも難しい言葉が多くて、でも、自分が理解しないとなかなか出てこないので、聞いたことない言葉やはじめて知ることは調べて、台本にメモしていました。そこは主演ならではの大変さだなと思いましたし、役を通じて、私も成長できたなと思いました。 ところどころに付箋が貼ってある鈴木ゆうかの台本 ──W主演ということで、同じプラチナムプロダクションに所属している小宮璃央さんも主演を演じています。小宮さんの印象はいかがでしたか? 小宮くんとは以前もお会いしたことはあったんですけど、改めて「子犬みたい」って思いました(笑)。年下で、人懐っこいんですよね。でも、ちゃんとスイッチが切り替えられる方で、取材とかも一緒に受けたんですけど、19歳とは思えないぐらいしっかりしてましたね。 W主演として、尾上慎二役を演じた “小宮璃央” ──小宮さんの他にも、石川翔鈴さんや西岡星汰さんなど、プラチナムプロダクション所属のタレントが多く出演されています。みなさんとお話する機会も多かったのではないでしょうか? そうですね、かなりアットホームな現場で、皆さん仲良くしてくれましたね。中でも、メインのキャストさんが大集合する日があって。シルバープランまではいかないですが、未来の話だったり、「どう生きていくか」みたいな真面目な話もしたり(笑)。人生について考えさせられるドラマなので、みなさんと自然とそういうお話ができて、勉強になりましたね。 黒田久美子を演じた “石川翔鈴” メイクルームにて あの大物俳優から届いたある粉とは……? ──撮影の裏で、「こんなことがあった!」というエピソードはありますか? えーなんですかね(笑)。でもラムネ食べると頭が働くっていうじゃないですか、だから一日何袋ぐらい食べるんだってくらい食べて、頑張ってセリフを覚えてました。あと、撮影中はとても忙しくて寝る時間も短かったので、モデルとは思えない服装をしていたり……(笑)。あ、あと、そうだ!川﨑麻世さんとお話しました!! ──川﨑麻世さん! 事務所の大先輩ですね! 今回、小百合の父の二ノ宮俊一郎役を川﨑麻世さんが演じているんですが、撮影の合間にお話させていただいたら、本当にお父さんみたいに優しくしてくれて。で、麻世さんと好きな食べものの話をしているときに「たこ焼きが好きです」って言ったら、おすすめのたこ焼きの粉を送ってくれたんですよ!(笑) 撮影が終わってから家族で食べたんですが、それが本当に美味しかったんですよね。お母さんも「美味しすぎて、もうこれ以外食べられないね」って言うぐらい!あれは本当に嬉しかったです。 ──麻世さん、流石のエピソードです! あとは撮影期間中、私の誕生日があったんですが、祷キララちゃんがお手紙くれて、それもすごく覚えてます!今年はドラマの現場で、すごく忙しくしていたので、あまり誕生日を感じられなかったんですが、その中でお祝いしてくれたのがとても嬉しかったです。今年は仕事を頑張る25歳の誕生日でしたが、来年は愛犬のペロ(@pelogrammm)とゆっくりしたいですね(笑)。 愛犬・ペロと共にインタビューを受ける "鈴木ゆうか" ──ドラマの現場で長丁場の撮影となると、なかなか愛犬のペロちゃんに会えない時期も続いたのではないでしょうか? そうなんです!だから、お母さんに毎日写真とか動画を送ってもらっていました。あと、会えない日々が続いたので、アマゾンでおもちゃとか買って送ってました(笑)。途中でペロに会いたくて帰りたくはなっちゃったんですけど、「会えるまで頑張ろう」って励みになりましたね。 ──最後にドラマの見どころを教えてください。 『JKからやり直すシルバープラン』は新しい学園モノというところで、現役の高校生も、大人の方も幅広く楽しめる作品だと思います! 今、大変なご時世だからこそ、将来のことを考える機会が多いと思うので、そんなときにぜひ観ていただきたいです。 鈴木 ゆうか(すずき ゆうか) 1996年10月1日生まれ、東京都出身ファッション誌『non-no』専属モデル。ABEMA『オオカミちゃんには騙されない』では、恋をしているフリをしているというオオカミを演じ、一躍ティーンの話題の中心となった。また最近では1st写真集『ゆうペース』(玄光社)を発売するなど、女優・モデルとして多方面で活躍している。 《撮影現場 オフショットギャラリー》 連日の撮影でも笑顔を絶やさなかった石川翔鈴メイクの仕上げも入念に行う石川翔鈴昼食中、談笑する小宮璃央と西岡星汰撮影本番はリラックスモードから一転、現場に緊張感が生まれるお弁当を食べる西岡星汰万全の感染症対策で撮影は行われたカット割りやセリフ等を入念に確認するスタッフ陣インタビュー中、大人しく横で話を聞いていた愛犬・ペロ 【取材・撮影】高山諒(プラチナムタイムズ編集部)
グラビアでは『ヤングマガジン』の表紙を飾り、女優としては現在『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』のヒロインを演じる、豊田ルナをインタビュー。女優・タレントとして活躍する一方、子役から大人になっていくことへの悩みや不安、共に支えてきたマネージャーだけが知る裏話など、等身大の豊田ルナに迫っていきます。 豊田 ルナ(とよだ るな)
グラビア活動を中心に、雑誌『サイゾー』、『FRIDAY』『ヤングチャンピオン』などの表紙を飾ってきた都丸紗也華。グラビアだけでなく、バラエティや舞台でも引っ張りだこな彼女ですが、実は大のサウナ好きとしても知れられています。その勢いは趣味の域を通り越し、もはや“サウナホリック”とも。今回はそんな彼女に思う存分サウナについて語ってもらう企画を敢行。サウナに入ったきっかけから、おすすめのサウナや熱波師まで、止まらないサウナ愛が炸裂します! 都丸 紗也華(とまる さやか) 1996年9月26日生まれ、群馬県出身。 ミスID2015を受賞、その後はグラビアを中心に多方面で活動中。 20年には3rd写真集「MeeTomaru」(光文社)を発売し、現在は「所さんの目がテン!」(日本テレビ系) 準レギュラーを務める。 はじめて入った水風呂は「すべてのストレスが開放される感じ」だった ──都丸さんはご自身のSNSでサウナに行った様子を頻繁にあげていますよね。今日は思う存分サウナ愛を語っていただければと思います!まず、都丸さんがサウナにハマったきっかけはなんだったのでしょうか? 都丸紗也華(以下、都丸):きっかけは、去年の夏に出演した舞台『サウナ―マン ザ・ステージ』ですね。サウナの中でおじさんたちが語り合うというストーリーなんですけど、私が熱波師役で出させてもらって。でも、そのときってそもそもあまりサウナに行ったことがないし、熱波師というのも知らなかったんですよね。 ──確かにサウナに馴染みがないとなかなか知られない存在なのかもしれませんね。 都丸:そうなんです。で、そんな不安を抱いていたら、一緒の舞台に出ていた“インパルス”の堤下さんが「いい熱波師がいるからサウナに行こう」って言ってくれて、そのお友だちのサウナーたちと一緒に初めて本格的なサウナに行ったんです。『天然温泉 平和島』というところに連れて行ってもらったんですけど、そこは岩盤浴用のウェアで、男女が一緒にサウナに入れるんです。 ──じゃあサウナ上級者の方が1から教えてくれたんですね。 都丸:はい!サウナって入り方いろいろあるじゃないですか。その基本を優しく教えてくれて、しかも目の前で熱波師の方がロウリュをしてくれて!そこで自分が演じる役柄を初めてみたんですよね。 今回は実際に都丸がサウナに入る様子もお届けしちゃいます! ──なるほど!でもサウナ初心者が、いきなりあの熱風を浴びるのってツラくなかったですか? 都丸:井上(勝正)さんっていう熱波師のレジェンドの方がやってくれたんですけど、もう熱すぎて(笑)。「早く水風呂に入らせて!」って思いながら、熱風を感じてました。今思えば、最初のサウナでそんな贅沢な体験はないですよね。──水風呂もはじめから入れたんですか?結構怖いっていう人多い気がしていて。都丸:そうですよね。でも私の場合、とにかく熱くて、それを冷ましたい一心だったので、「怖い」とか考える暇がなかったです(笑)。しかもその状態で入った水風呂が気持ち良すぎて。なんていうんですかね、ストレスから開放される感じというか、「みんなこのためにサウナに入るんだ」っていうのがわかりました。初回からサウナの気持ち良さがわかるってなかなかないと思うんですが、堤下さんをはじめ、本当に周りのサウナーの方に恵まれた気がします。 ──いいサウナ入門だったんですね!そこからはどうやってサウナを開拓したり、深めていったのでしょうか? 都丸:最初の数ヶ月は堤下さんとサウナーの方々に「ここがいいよ」と色々教えてもらって、ときには連れてってもらって、とにかく毎日のように行ってましたね。 「テントサウナって熱い!でも気持ちいい」 ──毎日ですか!それはすごい頻度! 都丸:今では週1~2回にするようにセーブしているんですが、当時はバカみたいに行ってましたね(笑)。 ──急激にサウナにハマっていった都丸さんをみて、周りからの反応はいかがでしたか? 都丸:引かれないかなと思ったんですが、ポジティブな反応が多かったんですよね。今サウナがブームになっていて、私の周りの友だちの女の子もなんとなく気になってるって子が多くて。むしろ「私も連れてって」って子が何人もいて、今ではサウナ仲間になっているぐらいです(笑)。 ──一緒にサウナ沼に入ってったわけですね(笑)。 都丸:そうですね。SNSでも「サウナに行ってきました」と投稿すると、リアクションをいただいたり、「どこのサウナがおすすめ?」とか質問が来るようになりましたね! 「風くれぇー!」という気持ちになる、おすすめのサウナと熱波師 ──なるほど。都丸さんおすすめのサウナ、ぜひ聞かせていただきたいです! 都丸:数え切れないぐらいあるんですけど、まずおすすめしたいのは横浜にある『スカイスパYOKOHAMA』ですね!施設がきれいですし、いい熱波師の方が多いので、ぜひアウフグースをしてほしいです。 ──熱波師さんのおすすめまで……!ありがとうございます。 都丸:あと、池袋の『かるまる』はサウナも種類があって楽しいですし、なにより頭まで入れる水風呂があって、本当に気持ち良いんです!!普段は男性専用ですけど、レディースデーがあるので、女性の方はぜひその日に行ってみてほしいです。そうそう、レディースデーで思い出したんですけど、錦糸町の『ニューウィング』もミニプールがあって、頭まで入れるんですよね。あとは…… 時間が経つにつれ、汗が止まらなくなってきた都丸 ──全然止まらないじゃないですか! 都丸:ちょっとラスト、これだけすいません! これはサウナじゃなくて、私の推しのアウフギーサーなんですけど、五塔熱子さんという方がいて。 ──すごい名前ですね! 都丸:女性の熱波師さんなんですけど、女性らしいしなやかな動きなのに、力強い熱を送ってくれるんですよ。風を送るフォームを見てても楽しいですし、「風くれぇー!」って気持ちになります。 ──早く風がほしくなるぐらい、気持ちいいんですね。 都丸:そうなんです!特に五塔さんの場合は、ロウリュのアロマがすごくて!! ミントパンチっていうアロマで、名前の通りすごくミントの香りが強いんです。それが強烈すぎて、熱いのかどうか分からなくなるくらいスースーします(笑)。めちゃめちゃ熱いのに、耐えられちゃうみたいな、不思議な体験ができるはずです! 最初の出会いは『天然温泉平和島』だったかなあ、とにかく衝撃でした。 サウナストーンにアロマ水をかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」 ──熱波師の方にもそれぞれ違いがあるんですね。 都丸:そうですね!みなさんタオルの振り方が違いますし、エンターテイナーみたいな感じで、楽しみながら熱波が受けられるんですよね。普段のサウナだと、じっとしながら汗をかくのを待つんですが、ブワッって汗が出てきますからね。本当にすごい仕事だと思います。 ──いろんな熱波師の方をみて、舞台の役柄にもそれは出てきたんですか? 都丸:そうですね、実際の演技にどこまで反映されたかはわからないんですが、熱波師さんの大変さが身にしみてわかったというか。熱波師さんが振ってるタオルあるじゃないですか。あれって普通のタオルよりも重いんですよ。 ──ええ!そうなんですか? 都丸:なかなか知らないですよね!なので、思ったように仰げないし、風も届かなくて……。あの重いのを何回も振れるっていうのは相当な訓練が必要だなと思いましたね。 ──熱波師の知られざる苦労を体感したんですね。では今後都丸さんが行ってみたいサウナはありますか? 都丸:そうですね。コロナ禍で地方になかなか行けてなくて、もし行けるのであれば、熊本の『湯らっくす』に一度は行ってみたいですね。ほかにもたくさんあるんですが、また止まらなくなっちゃうので……(笑)。 「目だけ出してサウナに入る」「一度シャワーを浴びる」都丸流サウナルーティーン ──ありがとうございます!ちなみに都丸さんのサウナのルーティーンってどんな感じなんでしょうか? 都丸:サウナや水の温度にもよるんですけど、私はだいたい10〜12分ぐらいサウナに入って、一回軽くシャワーをしてから水風呂に1~2分入ります。18~20度ぐらいで少し温度が高い水風呂だったら、5分ぐらいは入ってるかも……! で、そのあとしっかり5~10分ぐらい休憩をして、もう一度サウナに入るという流れです。これを3回繰り替えしますね。──サウナと水風呂の間でシャワーを挟むのは珍しいですね。 都丸:そうなんですか!水風呂が冷たいところだと、急に冷えちゃう感じがして、一回シャワーを挟むことが多いかもしれないです。 ──水風呂に5分入るときがあるっていうのも、都丸さん流ですよね! 都丸:そうかもしれないです。温度が高いとき限定なんですけど、上がって、休憩しているときに「もうちょっと、入ってればよかった」って後悔することがあるので、普通の人よりも少し多めに冷やしちゃうかもしれないです(笑)。 ──あとはサウナへのこだわりはありますか? 都丸:サウナに入ると温度で髪が傷んだりするので、タオルをぐるっと巻いて目だけ出すのは私以外あんまり見ないかもしれません(笑)。 ──口も隠すと息苦しくないですか? 都丸:それが不思議と苦しくないんですよね。むしろタオルあった方が息がしやすいかもと最近思ってます。 タオルで目だけを出す“都丸流”タオルの巻き方 「大丈夫!サウナって意外と怖くないから安心して沼にハマってほしい」 ──なるほど。ありがとうございます。これまでいろいろサウナについて語っていただきましたが、都丸さんが思うサウナの魅力ってどんなところにあるんでしょうか? 都丸:やっぱりストレス発散ですよね。汗をかくのって最高なんだっていつも思いますね。コロナ禍で、サウナに思うように行けない時期があって、そのとき気づいたら体も疲れてて、精神的にもなんかストレスが溜まってるなと感じて。「なんでだろう」と思ったら、「サウナに行ってないからだ!」と思って、やっぱりサウナがいいストレス発散とリラックスになっていたんだなと実感しましたね。 ──さきほどもお話にでましたが、今サウナがブームになっていますが、そのことについてはどう思いますか? 都丸:私も昨年からサウナにハマった身なので、こうしてサウナが盛り上がっているのは嬉しいですね。なかなか経営が上手くいかず、昔ながらの銭湯が閉業してしまうといったことも耳にするので、いろんな人がいっぱい行ってくれればいいなと思っています。良い施設が増えてくれたら嬉しいですし、小さなところもどうか潰れないでほしいと願っています。 ──最後に、サウナに行きたくてもなかなか勇気が出ないという方に向けて、サウナ沼に引きずりこむ一言をお願いします! 都丸:「サウナはまじで気持ちいい!!すごいですよ!」って言いたいです! 私も舞台が始まるまでは「サウナってちょっとおじさんっぽいかも」と思っていたんですけど、全然そんなことなくて、おしゃれなところも多いですし、私みたいな女性のサウナーも増えてきているので、一度足を運んでみてほしいです! あと、最初は水風呂に対して「心臓がドキドキして怖そう」と思う方も多いと思うんですが、ちょっとぬるめの水風呂がある場所もあるので、そこからトライしてもらって、ぜひ沼にハマってほしいなと思います。サウナは怖くないですよ! ──ありがとうございました! 衣装提供:MIZUNO(@mizunojp) 【取材・撮影】高山 諒(プラチナムタイムズ編集部)