異業種から芸能マネージャーへの転職!新人タレントのスタートを支える育成術に迫る!

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数々のタレントが所属しているプラチナムプロダクションですが、その中で成長著しいのが、恋愛リアリティショー出身のタレントやインフルエンサーです。

大手プロダクションが参入していなかった時期にいち早く時代の流れをキャッチし、恋愛リアリティショー出身のタレントを成長させてきたのが、入社10年目の野村マネージャー。

今回はそんな野村マネージャーにお話をお伺いし、異業種からプラチナムプロダクションに入社した経歴や、新人タレントを育成するマネージャーの仕事、新人タレントが伸びる要素などについて語ってもらいました!

未経験からの芸能マネージャー転職

──現在入社して10年目の野村マネージャーですが、どのようなきっかけでプラチナムプロダクションに入社したのでしょうか?

野村MG:僕は高校卒業後、地元の福岡でトラックを運転して、自動販売機に飲み物を補充する仕事を5年間していました。めちゃめちゃ異業種ですよね(笑)。

──芸能からあまりにもかけ離れていて、びっくりしました(笑)。

野村MG:ただ、昔からテレビが大好きで、ずっーとテレビをみていたので、芸能の世界に憧れがあったんです。補充員を5年やって、自分の人生を考えたときに、今の仕事を40歳になっても続けられる自信がないなというのと、だったら、自分の好きな世界に少しでも近づけたらいいなと思い、制作会社やマネージャーの求人をみるようになりました。そこでプラチナムプロダクションの求人をみつけて、自分なら車も運転できるし、マネージャーとして働いてみたいと思い、履歴書を送りました。

──異業種からのチャレンジですが、面接等はどのようにアピールしていったのでしょうか?

野村MG:とにかくテレビが好きで 、地元からすべてを捨てて芸能にチャレンジするという覚悟と、車を運転できるというスキルの一点張りでした……(笑)。 ありがたいことに採用いただきまして、入社の3日前に上京して、本当に右も左も分からない、そして何もない部屋からマネージャーという仕事をスタートしていきました。

──今、野村MGがプラチナムプロダクションでしていることを教えてください。

野村MG:私は現在マネージメント5部というところで、新人タレントとともに0から1を作る仕事をしています。具体的に言うと、タレントがプラチナムプロダクションに所属した際の最初の窓口となり、社内や社外のキャスティング案件を案内したり、個人でできるSNSの相談にのったり、芸名の方向性含めたお話をしたりなど、本当に多岐に渡る仕事をしています。
はじめの3~4年は同じ部署でタレントの面接や契約、所属者の管理、オーディションの案内などをしていて、現在はそうした専属のマネージャーがまだついていないタレントを見つつも、いわゆるネクストブレイクと言われる、今勢いのあるタレントも10名ほどマネージメントしています。

──プラチナムプロダクションに所属した新人タレントはまず野村MGの部署で見ていくわけですね。

野村MG:そうですね。プラチナムプロダクションは新人タレントも多いので、そうした新人タレントがブレイクするためのお手伝いをしています。
社外からご依頼していただいた案件のアサインももちろんですが、社内でも「こういうタレントいないですか?」と探している方もいるので、社内向けにキャスティングの案内をしたり、新人タレントの認知獲得に勤めています。

恋愛リアリティーショーへの挑戦

──現在マネージメントしているタレントはどのような方たちがいるのでしょうか?

野村MG:担当しているのはいわゆるZ世代中心に10名ほどをマネージメントしていて、石川翔鈴や若林萌々、石川涼楓、ひなたまる、海老野心、大塚 美波、高鶴桃羽などです。
多くはABEMAの恋愛リアリティショー出身のタレントになります。

──プラチナムプロダクションは恋愛リアリティショー出身タレントの活躍が目覚ましいですが、その流れを作ったのは野村MGだそうですね。

野村MG:ありがとうございます。僕がタレント志望の方を面接させていただいたときに、若い世代の多くの方が恋愛リアリティショーを見ていて、中には出演しているタレントに憧れているという方もいたんです。
若い世代の注目度が高く、他の大手事務所もまだ手を出していない領域だったので、若手タレントの登竜門としてチャンスなんじゃないかと閃いたんです。
ただ、タレントの恋愛というのが芸能の世界ではなかなかハードルとしては高いですし、はじめは社内からリスクを懸念する声も多かったんですよね。 

──確かに、タレントが恋愛している様子をさらけ出すのはなかなかないことですもんね……。

野村MG:そうなんです。ただ、僕の肌感覚として「これはイケる」と自信もありましたし、プラチナムはそうしたチャレンジに寛容で、「やりたいです!」と手を上げるとトライさせてくれる会社なので、恋愛リアリティショーに出演したいタレントをオーディションに送り込むようになりました。

──新しいチャレンジをする中で、野村MGの中で不安はなかったですか?

野村MG:あまりなかったかもしれません。チャレンジにはもちろん責任も伴いますが、タレントが何か新しいことをやるのと一緒で、マネージャーも従来のメディアだけではなくSNSや新しいメディアを活用して、新しいタレント像を作っていかなくてはならないという気持ちの方が強かったです。
また、弊社からの恋愛リアリティショー一発目に伊藤桃々が出演したのですが、ギャルというキャラもハマって、はじめから手応えがあったんです。そこで自信が確信に変わったといいますか、不安な気持ちはなくなりましたね。

──そこからは石川翔鈴さんや海老野心さん、ひなたまるさんなど、本当に多くのタレントが恋愛リアリティショーに出演して、今ではSNSを中心に人気になってますよね。多くの方が恋愛リアリティショーにチャレンジしていますが、野村MGの中で「この人は伸びる」というのはどんなタレントなんでしょうか?

野村MG:やはりキャラが立っている子と、一生懸命恋愛をした子ですね。恋愛リアリティショーの中で名言となるような発言をしたり、良くも悪くも視聴者に目につく行動をとったり、ちゃんと恋愛に向き合っていると、その熱量がストーリーとして面白くなるんですよね。例えば、石川翔鈴は見た目は清楚な感じなのに、言葉遣いが今どきっぽくてギャップがあったり、ひなたまるは当時高校1年生で、一生懸命恋愛をしていて、その様子が視聴者に認められて応援する人が増えていったり。
恋愛リアリティショーに限らず、しっかり考えて、行動に移すっていうことが大事なのかなと思います。

自己分析して伸ばす、タレントへの向き合い方

──野村MGが何かアドバイスをするといったことはあるんでしょうか?

野村MG:恋愛リアリティショーってかなり厳重にガチンコでやっているので、マネージャーが同行することはまずできないですし、連絡も取れないんです。なので、帰ってきてオンエアされるまでは、祈るしかありません(笑)。ただ、帰ってきてからは反省点を一緒に考えたり、今後どうしていくかといった話はしています。

──なるほど。タレントとの話し合いはどういったことをしているのですか?

野村MG:恋愛リアリティショーに限らず、新人タレントとよく話すのは「あなたに何ができるのか?」ということですね。
タレント自身も気付いていないかもしれない自己分析を一緒にするようにしています。ダンスが上手な子だったらダンスを武器にしてTikTokを活用していったり、料理ができる人だったらYouTubeを使ってみたらいいんじゃないかとか。もちろんTikTokやYouTubeって何が流行るか難しいので、100%当たるわけではありませんが、その人に合うコンテンツを考えるといったことはしていますね。

ただ話し合った内容を実践する人、しない人はだいぶ分かれるので、そこはタレント自身の本気度が重要です。

──最後はタレントの自力になってくるんですね。

野村MG:そうですね。ただ、今新しいメディアが出てきて、チャンスがたくさんあると思うんですよね。自分の考える力によって数字がついてくる時代なので、セルフプロデュースできる子が圧倒的に強いと思います。
特にTikTokやYouTubeで伸びるのは、“親しみやすいコンテンツ”なので、皆が超美形で超かわいいというわけではないんですよね。憧れとして手が届かない子よりも、真似してみたくなる子が伸びる。
そう思えば誰にでも平等にチャンスがあると思います。

──ありがとうございます。最後になりますが、これからプラチナムプロダクションに入ってマネージャーをしてみたいという方にメッセージをお願いします。

野村MG:まず、マネージャーとしてプラチナムに入りたいという方に向けては、未経験でも芸能が好きという気持ちがあればチャレンジできるということです。僕は前職で自動販売機に飲み物を補充する仕事をしていて、異業種からプラチナムに入社しました。
入社当初はパソコンもできなかった人間が10年も経てばそこそこできるようになっているので、芸能が好きという気持ちがあればなんとかなります!(笑)

また、いろんな夢を持っているタレントを、日の当たる場所に持ち上げていくというのは、本当にやりがいがある仕事だと思います。0から1を生み出す難しい仕事ではありますが、一気に世界が変わる瞬間は何ものにも代えがたい喜びがあります。ぜひプラチナムプロダクションに応募してみてください!

求人情報はコチラ!

【取材・撮影】
高山諒(プラチナムタイムズ編集部)

【企画】
sugayan(プラチナムタイムズ編集部)

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