こんにちは、プラチナムタイムズ編集部です!
本コラムでは芸能事務所の現役マネージャーでもある編集部メンバーが、最近気になったエンタメ業界を驚かせたビジネスニュースに対して “マネージャー視点” で取り上げる対談企画です。
今年も残りわずか、2021年最後のニュースをお届けします!
◆芸能事務所主催のYouTubeゲームチャンネル開設の流れ
ジャニーズ事務所が12月16日に事務所の公式ゲームチャンネル「Johnny’s Gaming Room」をプレオープンさせました。
Sexy Zone、SixTONESなどの各グループからゲーム好きのメンバーを集め、15名ほどで活動していくそうです。
今はレギュラーメンバーを集めるプレオープン期間とのことですが、既に64万人ものチャンネル登録者(2021年12月30日現在)がいますね!
年明け1月1日のグランドオープンのタイミングではどれくらいになるか楽しみです。
プレオープン期間のメンバー集め動画だけでも、複数グループでの絡みや、先輩後輩の距離感・関係性を見れるのが嬉しいというコメントが多くあがっています。
複数グループが共演するような動画はお互いのファンを共有できたり、事務所の箱推しに繋がったりとメリットが多いですよね。
ジャニーズの他にも、グラビアタレントを多く抱えるゼロイチファミリアでも「ゼロイチゲーム部」としてゲーム関連の動画をあげています。
事務所の公式チャンネルで最近気になったトピックで言えば、先日研音のYouTubeチャンネルで「古着メディアアプリ」の広告タイアップ動画を公開していました。
公式として投稿できる場があれば、個人でYouTubeチャンネルを持っていないタレントを起用するYouTube案件も受けることができます。
まだあまり例が無いですが、今後は事務所チャンネルを使った広告案件も増えていきそうですね!
◆2021年 年間TV出演本数ランキングが発表
<参考記事>
オリコンニュース:【年間TV出演本数】設楽統が8年ぶり1位 川島明が過去最高の2位、3位は博多大吉
https://www.oricon.co.jp/news/2215660/full/
毎年恒例のニホンモニターによる『2021テレビ番組出演本数ランキング』が発表されました。
1位からバナナマンの設楽さん、麒麟の川島さん、博多華丸・大吉の博多大吉さんと、10位中8人をお笑い芸人が占めました。
昨年と比較して番組出演本数を増加させた『2021ブレイクタレント』でも、1位からマヂカルラブリー、おいでやすこが、ニューヨークと昨年のM-1グランプリで活躍したお笑い芸人が続きます。
<参考記事>
オリコンニュース:【TV出演ブレイク】マヂカルラブリー&おいでやすこが290本増で同数1位、野田は“3冠”に M-1芸人が躍進
https://www.oricon.co.jp/news/2215660/full/
出演本数ランキングに戻ると、20位以内の芸人以外のタレントはTOKIOの国分さん、池田美優さん、林修さん、新井恵理那アナウンサーの4名でした。
体感ですがコロナ禍になって出演者の人数が減ってしまったりと、いわゆるバラエティタレントの出演機会が減っていることを感じます。
少ない出演枠の中でも選ばれるような強いバラエティタレントを育てていきたいですね!
◆ファッション誌『Zipper』が配信サービス会社の事業として復刊
<参考記事>
FASHIONSNAP.COM:ファッション誌「Zipper」が復刊 2017年から5年間休刊
https://www.fashionsnap.com/article/2021-12-15/zipper-revival/
青文字系雑誌の代表格『Zipper』が2017年の休刊から5年の時を経て復刊します。
ライブ配信アプリ「ミクチャ」を展開するDONUTSとアソビシステムの共同事業として進めていくそうです。
DONUTSといえば、今年の3月から『Ray』の関連事業譲受をしたり、ラジオ放送局の大阪放送と業務提携をしたり、メディアとの連携に力を入れているようですね。
ここ数年『egg』や『nuts』など、休刊となった雑誌がYouTubeチャンネルと連動しながら復刊するような流れもあり、紙媒体だけじゃなく複数チャネルを連動させながらコンテンツを届けることが増えていますね!
◆『Z世代が選ぶ2021下半期トレンドランキング』が発表
<参考記事>
PR TIMES:『Z世代が選ぶ2021下半期トレンドランキング』をZ総研が発表!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.00002079
N.D.Promotion等が運営するZ総研から『Z世代が選ぶ2021下半期トレンドランキング』が発表されました。
Z世代ということもあり、流行った言葉の部分はTikTok由来が多い印象です!
僕は知らない言葉や項目がいくつかあって焦ってます…汗(今年30歳を迎えました)
人物では、流行ったYouTuber・TikToker・Instagram・Twitterのいずれでもコムドットが上位にランクインしていて、勢いを感じますね!
逆に流行ったモノ・コトは突出した項目が少なく、好みが分散してるイメージですね。
2022年のトレンドも先読みして動いていきたいです!
今月気になったニュースはこんなところで。
2021年は色々ありましたね。
2022年はどんな驚くニュースが入ってくるのか、今から楽しみです。
では、また来年お会いしましょう。良いお年をお迎えください。
【執筆】
新保紘太郎(プラチナムタイムズ編集部)