こんにちは、プラチナムタイムズ編集部です!
本コラムでは芸能事務所の現役マネージャーでもある編集部メンバーが、最近気になったエンタメ業界を驚かせたビジネスニュースに対して “マネージャー視点” で取り上げる対談企画です。
◆フジテレビの『逃走中』Netflixで世界進出 11・15配信開始
<参考記事>
オリコン:フジテレビの“リアル鬼ごっこ”番組『逃走中』Netflixで世界進出、11・15配信開始
https://www.oricon.co.jp/news/2250603/full/
フジテレビで人気を集めた、リアル鬼ごっこゲーム『逃走中』がNetflix版を制作しましたね。
公開されたティザー映像を見ても、地上波版よりも制作費をかけているように感じます。
『逃走中』もNetflix版の評判から、各国のローカル版が制作されることがありそうですね!
Amazon Prime Videoで配信されている『HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル』は既にメキシコ、オーストラリア、イタリア、フランス、ドイツ、スペイン、インドの各国版が配信されていて、今後も拡大していくようです。
逆に海外番組の日本版だと、大型オーディション番組『Got Talent』のフォーマット権を吉本興業が獲得して、『Japan’s Got Talent』をABEMAで放送することが発表されました。
『Got Talent』も全世界15か国以上で制作されているヒットフォーマットです!
<参考記事>
シネマトゥデイ:大型オーディション番組「Japan’s Got Talent」放送決定 審査員にダウンタウン浜田雅功
https://www.cinematoday.jp/news/N0132253
◆テレビ局のYouTubeチャンネル活用例!
<参考記事>
PR TIMES:テレビ朝日公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」登録者100万人突破!!オーイシマサヨシ、鈴木愛理らからお祝いのコメントも!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000030888.html
テレビ朝日の公式YouTubeチャンネル『動画、はじめてみました』の登録者が100万人を突破しました!
ANNnewsCHなど報道系のライブ配信チャンネルは各局100万登録を超えているものが多いですが、バラエティやドラマなどの動画を扱うテレビ局の総合アカウントとしては『動画、はじめてみました』がチャンネル登録者数トップです。
他のテレビ局公式チャンネルが、1分程度の短尺の告知動画などを載せていることが多い中、『動画、はじめてみました』では、しっかりとYouTube用に動画を作っているイメージです。
『納言幸のやさぐれ酒場』や『焚き火で語る。』などのYouTube限定コンテンツもあり、力を入れていることを感じますね。
切り抜きどころじゃないのが、テレビ大阪の番組『さらば青春の光の東ブクロとデビュー作』です。
テレビ放送とTVer配信用の10分強の本編に対して、番組YouTubeでは事前打ち合わせや、収録が止まっているセットチェンジの様子まで公開しています。
ここまでYouTubeに比重を置いているのは稀ですが、各番組がYouTubeの活用をより意識するようになっていますね。
<参考リンク>
Tver:さらば青春の光の東ブクロとデビュー作【生放送風】ブクロが情報番組MC!「おはよう!ブク生」【黒葛平D】
https://tver.jp/episodes/epnurh6k16
◆「コムドット」フジテレビで初冠番組決定!登録者数350万人超ユーチューバーが地上波進出
<参考記事>
スポニチ:「コムドット」フジテレビで初冠番組決定!登録者数350万人超ユーチューバーが地上波進出
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/09/05/kiji/20220905s00041000280000c.html
チャンネル登録者数366万人の5人組YouTuber「コムドット」の冠番組『コムドットって何?』がフジテレビで始まりました!
初回放送後のTVerでは『月曜から夜ふかし』や『踊る!さんま御殿!!』を抑えて、総合ランキング1位を獲得していて驚きました。
YouTuberの地上波冠番組だと、水溜りボンド×テレビ神奈川やパパラピーズ×名古屋テレビなどがありますが、正直あまり地上波で良さを活かせてる印象がありませんでした。
『コムドットって何?』の初回放送後の反応はこれまでと違ってかなり良く感じます。
確かに、あとは視聴率が気になりますね。
24時以降の深夜帯バラエティの視聴率は公表されているものが少ないですが、TBS『水曜日のダウンタウン』連動企画である『すてきに帯ライフ』が、個人視聴率1.3%で数字が良かった方だったみたいです。
<参考記事>
デイリー:水ダウ企画「すてきに帯らいふ」 個人視聴率1・3% 前4週平均から倍増
https://www.daily.co.jp/gossip/2021/12/23/0014937105.shtml
関東地区の個人視聴率1%はだいたい42万人程度と言われてるので、そう考えると深夜帯のバラエティよりYouTuberの動画の方が視聴者が多いこともありますね!
今月気になったニュースはこんなところで。
10月はどんな驚くニュースが入ってくるのか、今から楽しみですね。ではまた。
【執筆】
新保紘太郎(プラチナムタイムズ編集部)