モデル・女優として活躍し、現在放送中のABEMA『私の年下王子さま 100人の王子編』にも出演している羽鳥早紀。
そんな羽鳥は年間365本以上の映画を鑑賞する大の映画好きで、
自身のInstagramでも #1日1映画 のハッシュタグで積極的に映画のレビューを発信しています。
今回はその中から『バレンタインデーに家族や恋人と観たい映画3選』として、この時期にぴったりの映画を紹介していただきます!
※以下、映画関連の画像は公式ビジュアルを引用いたします。
羽鳥 早紀(はとり さき)
ABEMA『私の年下王子さま 100人の王子編』出演、ミス・ワールド・ジャパン2019で実行委員長賞を受賞するなど、モデル・女優として活動中。サッカー観戦や競馬予想など数多くある趣味の中でも、映画鑑賞は1日1本観るほど好き。
バレンタインデーに家族や恋人と観たい映画 “第3位”
自分の背中を押してくれる幸せな群像劇『バレンタインデー』
バレンタインデーのロサンゼルスを舞台に、色んな愛の形があることを教えてくれる恋愛群像劇。
ゲイリー・マーシャル監督の作品はハッピーになれるものが多いですが、この作品も幸せな気持ちにさせてくれます。
そもそもバレンタインデーは日本だと、女性から男性へチョコレートを渡すのが普通ですが、欧米だと男性から女性へバラを渡すのが常識。
このバレンタインデーの捉え方の違いを比較するのも面白いのですが、この映画は「バレンタインデーなんて関係ない!」という人が観てもクスッと笑えて、おまけに誰かの背中を押したくなる気持ちにさせてくれるから不思議です。
正直、日本のバレンタインデーは女性の負担が大きいと思う派なので、最初のシーンで男性に起きがけにプロポーズされるところは羨ましかったです!(笑)
映画『ラブ・アクチュアリー』のように群像劇で、様々な人物の恋愛事情が観られるので、恋人同士では勿論、家族や友達、お一人様で観ても楽しいです。
エンドロールのジュリア・ロバーツが最高なのでそこもお見逃しなく!!
バレンタインデーに家族や恋人と観たい映画 “第2位”
人を幸せにするチョコレートがここにはある『ショコラ』
古くからの伝統が根付くフランスの小さな村に不思議な親子がやってきて、チョコレート店を開き、チョコレートの力で村中が徐々に変わっていくヒューマンラブストーリー。
たかがチョコレート。されどチョコレート。一口食べただけで人々を魅了する誘惑の味。
それを表現しているのがこの作品!観たら絶対チョコレートが食べたくなるはずです。
主人公・ヴィアンヌは人々の心を溶かすような寛容さがある人物で、この作品の見所です。
その寛容さがあるのは、彼女が今まで楽しいことも辛いことも受け入れて生きてきたからこそ。そんな彼女だから、本当の意味で人を幸せにするチョコレートを作ることが出来ているのではないかと思わされます。
バレンタインデーは特に、相手を想ってチョコレートをつくったり、贈ったりする日。
例え相手に不満な部分があるとしても、寛容な心を持ち幸せな気持ちで作ったり、贈ったりすれば、「相手の心も満たし、自分の心も満たされるはず!」となんだか分からないけれど勇気をもらえる作品です。
何かにつまづいているとき、なかなか勇気が出ないときなど、これから一歩前に進もうとしている人に是非観て欲しいです!
バレンタインデーに家族や恋人と観たい映画 “第1位”
楽しいことも、ムカつくことも、すべてが恋愛だから『エターナルサンシャイン』
映画冒頭はバレンタインデーから。
バレンタインデーのイメージのスウィートで甘い感じとは少しかけ離れていますが、相手を想う気持ちを大事にしようと改めて思える作品です。
バレンタインデーの季節に喧嘩別れしたジョエルとクレメンタインがお互いを忘れるために記憶除去手術をして思い出を消し去ろうとしますが、ジョエルは脳内のクレメンタインの記憶を守ろうとします。愛し合った人との不可思議な巡り合わせを描いているSF恋愛映画です。
好きな人との別れは人に強烈な痛みを与えますが、その人と過ごした記憶には沢山の輝かしいものがあったはず。
もちろん嫌な思いやムカついたりすることもあるけれど、傷つけ合ってこそ磨かれる愛情もあるもの。楽しかったり、ムカついたり、恋愛にはいろんな感情があって、でもそれはすべてその人を想ってのこと。そういったものを感じさせてくれるのがこの作品の良いところです。
運命が本当にあるのかないのか分からないけれど、魅力を感じる人には何度会っても惹かれてしまうという男女に関わらず、人と人の関わりにも置き換えて観ることも出来るので、色んな世代にこの時期に観てほしい作品の一つです。
とても熱の入った映画紹介、ありがとうございました!
名作揃いですが、皆さん気になる映画はありましたか?
今年のバレンタインデーは是非羽鳥のオススメ映画を観て、大切な人と幸せなひと時をお過ごしくださいね。ではまた。
【取材・執筆】
新保紘太郎(プラチナムタイムズ編集部)